初期費用 | 必要(料金記載なし) |
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利用料金 | 記載なし |
対応機能 | 基本情報管理、スケジュール管理、日常記録管理、個人記録管理、ケアプラン・計画書管理、LIFE情報管理、日常・個人オーダー管理、リスクマネジメント、集計・分析、写真記録、動画記録、請求業務管理、音声入力システム連携、ナースコール連携、見守りシステム連携、バイタル測定機器連携、服薬管理システム連携、訪問系システム連携、請求管理システム連携、AI音声入力、実績・記録入力、予定・記録の追加、帳票、ボイスチャットなど |
問い合わせ | 電話・メールフォーム TEL:054-202-0300 |
会社情報 | 株式会社ケアコネクトジャパン 〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町18番1号 サウスポット静岡2F |
ケアカルテは、さまざまなICT(情報通信技術)機器やサービスとの連携が可能な介護システムであり、介護士の業務を効率化するための多機能な機能を備えています。本記事では、ケアカルテの特徴について詳しく解説。介護事業所で介護システムの導入を検討されている場合は、ぜひ参考にしてください。
多種多様なICT機器やサービスとの連携が可能
ケアカルテでは、さまざまなICT機器やサービスとの連携が可能です。
ナースコール、ベッドセンサー、見守り機器など、さまざまなICT機器とケアカルテが統合されることで、介護の記録や情報を一元管理することができます。
たとえば、ナースコールシステムは、利用者が支援を必要とした際に介護士に通知するシステムです。このシステムはケアカルテと連携しており、利用者の通知履歴が自動的にケアカルテに送信されます。
コール履歴とケアカルテに入力された介護記録を組み合わせることで、コール時の対応状況を把握し、事前に対処したり予測に活用したりすることが可能です。
また、ベッドセンサーや見守り機器もケアカルテと統合できます。ベッドセンサーは利用者の寝返りや体の動きを検知し、異常が発生した場合に介護士に警告を送る装置です。同様に見守り機器は、利用者の行動や生活リズムを監視し、異常があれば警報を発します。
これらの情報もケアカルテに集約され、利用者の状態把握や適切なケアプランに活用されます。
ケアカルテの連携機能により、さまざまなICT機器やサービスが統合され、リアルタイムに利用者の状態や行動パターン、ナースコールの履歴などが記録されるため、介護士は迅速に利用者の状態を把握することができるのです。
介護士の仕事が効率化する機能が豊富
ケアカルテは、介護士の業務を効率化するための機能が豊富に備わっています。これらの機能により、介護現場での作業が円滑に進み、時間と労力を節約することができるのです。
まず、利用者の情報管理機能があります。ケアカルテは、利用者の個人情報、健康状態、医療記録などを総合的に管理し、パソコンやタブレットから簡単に閲覧できます。これにより、介護士や医療関係者は利用者の病歴やアレルギー情報を確認しながら適切な医療やケアを提供できるでしょう。
次にスケジュール管理機能があります。ケアカルテでは、利用者ごとのケアプランや日々のスケジュールを管理することができます。介護士はケアカルテを参照することで、各利用者のケア予定やタスクを把握し、効率的に業務を進めることができます。
また、予定の変更や追加もリアルタイムに反映されるため、柔軟な対応が可能です。
さらに介護記録の作成機能も重要です。ケアカルテでは、日々のケアや利用者の状態変化を記録できるため、介護士は手書きの介護記録を作成する手間や時間を削減できます。
また、ケアカルテによる記録は情報の整理や共有が容易であり、ほかの介護士や医療関係者との連携もスムーズに行えます。
統計データの分析機能もケアカルテの特徴のひとつです。ケアカルテに蓄積されたデータを分析することで、利用者の状態や傾向を把握できます。たとえば、特定の症状の増加やケアプランの効果の確認が可能です。
これにより、ケアマネージャーはより効果的なケアプランを策定し、利用者の状態をより良く管理することができます。
ケアカルテは、介護士の業務効率化だけでなく、利用者の情報管理、スケジュール管理、介護記録作成、統計データの分析などの機能を組み合わせることで、介護の質の向上にも貢献しているのです。介護士の負担軽減と質の向上を両立させるため、ケアカルテは不可欠なツールとなっています。
ケアカルテを運用開始するまでの流れ
ケアカルテを運用開始するまでの手順を解説します。まず、納品前の準備から始めましょう。導入チームを編成し、運用開始のスケジュールを確定します。次に事業所の情報を登録します。
既存の介護システムがある場合は、データの移行の準備を行います。データ移行シートを使用して情報を記録します。これらの準備が整ったら、ケアカルテが納品されるのです。
次に納品後の手順に移ります。準備したデータ移行シートを取り込み、ケアカルテをインストールします。そして、操作方法を習得するためのトレーニングを受けます。ケアカルテの操作に慣れたら、運用を開始しましょう。
以上が、ケアカルテを運用開始するまでの一般的な流れです。具体的な導入プロセスは、事業所やケアカルテの仕様によって異なる場合がありますので、専門家の指導やベンダーのサポートを活用しながら進めてください。
まとめ
ここまで、ケアカルテの特徴と利点について解説しました。ケアカルテは、多種多様なICT機器やサービスとの連携により、さまざまな記録を一元管理することが可能です。これにより、介護士の業務効率化だけでなく、利用者の情報管理やスケジュール管理、介護記録作成、統計データの分析などにも貢献しています。重要なのは、利用者に寄り添い、適切なケアを提供することです。ケアカルテを活用することで、業務に余裕が生まれ、利用者との時間を増やすことができます。また、多機能性により、利用者のニーズに合わせたケアも可能です。ご自身の事業所でもケアカルテの導入により、スムーズな業務と介護の質の向上を実現してみてはいかがでしょうか。