初期費用 | 必要(料金記載なし) |
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利用料金 | 100円/月×施設定員数 |
対応機能 | ケアプランやリハビリ・栄養ケアプランの作成・運用、事故報告書・ヒヤリハット報告書の作成や各種情報のグラフ分析、請求機能、介護記録など |
問い合わせ | メールフォーム |
会社情報 | 社会福祉法人 善光会 〒144-0033 東京都大田区東糀谷六丁目4番17号 |
この記事では、NHKクローズアップ現代でも紹介された介護記録ソフトSCOOPについて解説します。グループホームを中心に導入法人が増加しており、使いやすさ、ランニングコストが安価で、介護記録、申し送り業務の削減もでき、多くの事業所で活用されています。導入から契約後のカスタマーサポートも充実しており、安心して利用できます。
CONTENTS
介護現場にニーズに対応して生まれた次世代記録システム
SCOPhomeは社会福祉法人善光会が、現場のニーズをもとに開発した介護記録ソフト(LIFE対応)です。パソコン操作が苦手でも、直感的に使用できるようわかりやすく誘導に従い、入力していくインターフェースを設計し、ペーパーレス化を実現するために作成されています。
普段スマートフォンを使用していない介護施設職員でも、研修なしで直感的に使いこなせます。介護現場には年齢層もさまざまな職員が勤務している現場において、有益なソフトです。業務の流れに沿った記録ができるよう、必要情報を入力、一目でわかる画面設計を実現しました。
異常があれば赤く表示されるため、経験の少ない職員でも異常を見落とさずに情報共有し、必要時医師への報告もスムーズに行えます。介護記録に画像を共有できるため、内出血やケガ、褥瘡など口頭では申し送りが難しいものも共有できるため、ケア介入の妥当性を評価し、医療機関とのスムーズなやり取りに有効なツールです。
申し送り事項の連絡が記入と同時に端末上で共有できるため、現場を離れて情報共有していた時間が削減でき、職員の業務負担軽減と伝達ミスを防止し施設利用者の安全性向上を実現します。タブレット上で記録入力すると、パソコンでも記録が共有表示され、未入力の箇所が一目でわかり記録漏れを防止できます。
利用者の変化で業務が大きく左右される介護現場でのタイムリーな記録は、勤務帯交代時や休憩時間で現場を離れる際に引継ぎ時間が短縮でき、継続的な観察やケアのポイントまで申し送りできます。
コロナ禍ではクラスター発生など介護施設は大きな注目を浴びましたが、バイタルサイン入力で発熱などの異常が感知されたら、スタッフ全員が把握できる環境が望ましく、その後の経過も共有していく必要があります。
感染拡大防止策や共有場所の利用制限など、次の一手を早急に検討できるため、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症対策でも大きな役割を担っています。また、ケアプランやリハビリ・栄養ケアプランの作成や運用が可能です。
事故報告書・ヒヤリハット報告書の作成や各種情報のグラフ分析も可能なため、事故好発時間帯や事故の種類なども明確にわかるため、業務の流れを見直す機会にも有効です。請求に関しては、SCOPreseiptがあり導入を希望すれば、担当者から説明を受けられます。
介護記録向けのiPadアプリもリリースしている
SCOPnowは、介護現場で利用されるIoTセンサー機器等の情報を集約し、現場の状況やあらーと情報などを一元管理できるiPhoneアプリです。センサー機器メーカーとシステム連携し、介護現場で職員が必要な情報をすぐにチェックできます。
排尿予知デバイス、ねむりセンサー、見守りセンサーが連動し利用者の状態観察がその場にいなくても可能です。排泄ケアシステムHelppadとシステム連携して、利用者の排尿パターンを観察します。
コニカミノルタとシステム連携し、見守りセンサーを導入しました。行動が予測できない高齢認知症利用者の転倒予防や徘徊など、行動をキャッチし都度声掛けしながら、安全に過ごせるよう見守ります。
とくに夜勤で複数のフロアを受け持つ介護職員や介護ケア中は、近くで見守り出来ないため、センサーのアラートがあるとすぐに対応できるため未然に事故防止に役立ちます。
打ち合わせを行い、契約後は導入研修があるからスムーズに利用できる
導入検討されたら、オンラインミーティングでデモンストレーションを交えながらSCOPの説明を受けます。希望時はデモンストレーション機器の無料貸し出しも可能です。SCOPは補助金の対象システムで、初期費用+ランニング費用(年払い)の見積もりも案内されます。
導入までは最短で2週間程度です。データ移行やスタッフ情報の入力など、初期設定のサポートメニューもあります。導入決定後は、サービス利用契約書の締結と、各種オプションに応じた初期設定の案内メールが送付され、システム運用開始がスムーズになるよう導入研修を受けます。
導入後はヘルプデスクサービスやフォロー研修により運用フォローも実施されますので安心して利用できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。介護記録ソフトSCOPについて解説しました。介護記録や書類作成がタブレット上で簡単に操作できるので作業時間が短縮でき、利用者と接する時間が増え利用者の満足度向上やQOL向上も期待できます。
画像やセンサーの分析により客観的な情報を集約して医療機関に報告できるため、事故の予防的介入が可能となり、病気の早期発見、早期治療に繋がります。この記事が介護記録ソフト導入を検討される方の参考になれば幸いです。
SCOPの口コミ・評判を集めました
「記録時間が減ったことで、ご利用者と接する時間が増えた」という話は、多数の施設から聞いています。 それ以外には、「コンプライアンスを押さえた管理がとてもやり易くなった」という声がたくさん届いています。 例えば、これまでは、介護記録が紙だったので、その事業所に居ないと何が起きているか確認できませんでした。弊社のスーパーバイザーやブロック長などのような職員は、様々な施設を巡回しているため、常に同じ施設に居ることができません。 しかし、SCOP導入後は、SCOPを開けば他の施設で何が起きているのかを確認できるようになったため、とても良いという意見が出ています。